コーヒーは、苦味と甘味のハーモニーが楽しめるエスプレッソの方が断然いい。
「イタリアのバールで飲んだ、エスプレッソやカプチーノが手軽に楽しめたら…」
それを実現してくれたのが、デロンギの全自動コーヒーメーカー「ディナミカ」だ。
我が家でイタリアのバールの味を再現したい
自称コーヒー好きでありながら、なるべく手間をかけたくない面倒臭がり屋の筆者は、以前から全自動のコーヒーメーカーを購入したいと考えていた。
国内の喫茶店では炭焼きコーヒーが人気のようだが、あの味にはどうも馴染めない。仕事でイタリアへ行くことが多かったこともあり、コーヒーはエスプレッソやカプチーノが一番美味いと思っている。
イタリアでは、美味しいアイスコーヒーの頼み方も覚えた。
それは「カフェ・シェケラート」(以下記事内「おまけ」にて紹介)。
エスプレッソと氷をシェーカーで振って出してくれる、イタリア版アイスコーヒーだ。これは、エスプレッソからしか作れない。
そんな、面倒臭がり屋でありながらイタリアのカフェ好きの筆者にとって、デロンギの全自動コーヒーメーカーはまさに「憧れ」。
しかし、エスプレッソマシンとカプチーノメニューを兼ね備える全自動コーヒーメーカーは高い!
以前、家電量販店でのデモンストレーションを見て、「欲しい」と思いながら数年が経った。
だが、今はコロナ禍。自宅にいることが多いので、買い物は通販かデリバリーが多くなる。それが長く続くと、買い物感覚も麻痺してしまうのかもしれない。
あんなに高額で買うことを渋っていたのに、ついついウェブサイトで見ているうちに、また「欲しい」欲が高まり、とうとう購入してしまった。
スタンダードモデルの最上級ディナミカの決め手はラテクレマ システム
- フルスペック(2種類)
- スタンダード(7種類)
- エントリー(1種類)
に分かれている。
フルスペックモデルは、主に業務用だ。ここまでのモデルを、自宅に備える必要はない。
では、スタンダードとエントリーモデルから、どれを選ぶか?
決め手は、デロンギ独自の技術「ラテクレマ システム」。
ミルクタンクを搭載し、カフェクオリティの多彩なミルクメニューがスイッチ一つで簡単にできる、デロンギ独自の「ラテクレマ システム」搭載。
(公式サイトより引用)
朝は、絶対カフェラテかカプチーノ。そうなると、ミルクタンクは必須だ。
このシステムが搭載されているのは、スタンダードでは
- マグニフィカS カプチーノスマート
- ディナミカ
の2種だけ。この2種の違いは、ディナミカのみに搭載されるコーヒーメニューの「Doppio+」にある。
コーヒー豆を贅沢に使用。
さらにデロンギ独自の短時間で蒸らし重ねる「間欠蒸らし」で濃密な旨味を引き出すため、リッチな味わいが楽しめます。
(公式サイトより引用)
たったこれだけなのだが、コーヒーメニューは多い方がいろいろ楽しめる。
金額も散々悩んだ挙句、あとで後悔はしたくないので、思い切ってディナミカ購入に踏み切った。
コスパモデルの「マグニフィカS」と比較
デロンギの各モデルの中では、コスパが良さそうなのが「マグニフィカ」。そのため、スタンダードに4種類、エントリーモデルに1種類の計5モデルが販売されている(2021年8月現在)。
まずは、超入門編から。
これは、アマゾン直営店限定モデル。全モデルの中で最もリーズナブルながら、本格的イタリアのエスプレッソから、いわゆる日本のドリップコーヒーの味、「カフェ・ジャポーネ」まで楽しめる。
また、ミルクフロッサーのスチームを利用すれば、ミルクを泡立てることもできる。完全な全自動ではないが、カフェラテやカプチーノを楽しむこともできる。
次は、ディナミカ同様、ラテメニューが楽しめる「ラテクレマ システム」搭載モデルのマグニフィカ。
上述の通り、こちらはディナミカとほぼ変わらない。「ラテクレマ システム」搭載なので、自動でふわふわミルクのカプチーノを楽しむことができる。
ディナミカと違うのは、「Doppio+」のコーヒーメニューがないだけ。それでいて、ディナミカよりだいぶお得なお値段だ。
コーヒーライフが豊かになる
デロンギ ディナミカ 全自動コーヒーメーカーを購入して、約1ヶ月経った。
それまでは、挽き豆をフィルターで入れるタイプの普通のコーヒーメーカーを使っていたが、購入後は毎日、自動のミルで挽きたての味を楽しめる。
コーヒー豆もいろいろ試してみた。
イタリアのコーヒーには、やはりエスプレッソ用にローストされた豆が合う。近所であれこれ購入しては、味の違いを楽しんでいる。
そして、なんといっても毎日のコーヒーライフが豊かになる。
価格は少し高めだが、コーヒーが好きな人は検討してみるのも良いかもしれない。
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