「死ぬまでに行きたい世界の絶景」ランキングで、かつて1位になったこともあるという、イタリア最南端の島・ランペドゥーザ。
いつかは行ってみたい、ランペドゥーザへの妄想旅行の第2弾は、ランペドゥーザでの観光と帰国までの道のりを、あれこれ妄想してみることにする。
ランペドゥーザ滞在2日目~何をする?
ホテルでゆったりと朝食をとったら、そして中心街から港まで朝の散策に出かけよう。
さて、滞在中の島内移動は、どうしたらよいものか?
ランペドゥーザは、ペラージェ諸島最大の島とはいっても、シチリア島に比べたらかなりこじんまりとした島。東西に長く長さ9㎞、幅1.5㎞ほどなので、レンタサイクルがあれば滞在中の足になりそうだ。
と思ったら、やっぱり、空港から500m位の町中にその店はあった。
シーズン中でも、1週間で160ユーロ、オフシーズンなら80ユーロでレンタルできる。なにもレンタカーを借りる必要はない。
さっそく、レンタルした自転車でビーチへGo!
ランペドゥーザのビーチ
ランペドゥーザと言ったら、やっぱり海。
ビーチでのんびりしたり、宙に浮かぶ船を見るボートツアーに参加して過ごすのが、ランペドゥーザの醍醐味だ。
ビーチもこじんまりとしたものが多く、リゾート地のような商業化したショップは隣接していない。
以下は代表的なビーチだが、これ以外にも美しいビーチがあるので、自転車でめぐるのが楽しいだろう。
ラビットビーチとウサギ島
島の南西部にあるのが、通称ラビットビーチ(コニリビーチ、Spiaggia dei Conigli)とウサギ島(コニリ島、Isola dei Conigli)。
ここが、ランペドゥーザを代表する、世界一美しいと言われるビーチだ。ランペドゥーザに来たら、ここは外せないだろう。
ラビットビーチまでは中心街からバスで行くことが出来る。バス停近くに飲み物を買うくらいの店はあるようだが、トイレがないという。
ビーチの沖には、ウサギの形をしたコニリ島が浮かんでいる。
コニリ島のウェブサイトは以下。
カーラ・クローチェ(Cala Croce)
ラビットビーチよりも中心街寄りの入江(カーラ)にある、遠浅のビーチ、カーラ・クローチェ。近くにはバーやレストランがあるので、食事や休憩には困らない。
カーラ・プルチーノ(Cala Pulcino)とタバッカーラ(Tabaccara)
中心よりラビットビーチの先の入り江にある、宙に浮かぶ船を観ることが出来るビーチ、カーラ・プルチーノ。
ここへは、陸から行くより、クルーズ船に乗って出かけるほうが、その素晴らしさを体験できる。
多くのボートツアーは、ラビットビーチ手前に位置するタバッカーラとカーラ・プルチーノを一緒にめぐってくれるようだ。1日乗船でランチ付なので、ボートツアーのために1日空けておく。
人気のボートツアーは、以下サイトから事前予約をしておいたほうがが良いみたいだ。その他、中心街の港には、ボートツアーを取り扱うショップが並ぶように建っているので、料金など見比べて利用するといい。
ランペドゥーザとウミガメ
ただ、ビーチでのんびりと遊ぶだけではない。
ランペドゥーザは、絶滅危惧種のアカウミガメの生息地だ。
とくに、上述のコニリ島はアカウミガメが産卵に来る場所として、保護に努めている。また、ラビットビーチと並んで、透明度の高いビーチとして有名な、タバッカーラにもウミガメがくるという。
空港近くの港沿いにはウミガメ保護センターがあり、散策の途中で訪れることが出来るので、ぜひ立ち寄りたい。
その他、マンタやイルカを見ることができ、またナガスクジラの越冬地として知られる。ビーチで遊ぶだけではなく、アカデミックな島なのだ。
シチリアでトランジット、そして帰国
こうして、ランペドゥーザでの休日を楽しんだのち、後ろ髪をひかれつつシチリアへ戻る。
ホテルの空港シャトルを利用して空港へ移動し、12:35発のカターニャ行きのフライトに搭乗。エミレーツ航空は、パレルモへは運航していないため、帰りもカターニャからの帰国だ。
13:40にカターニャ空港に到着。
そのまま、カターニャの町中に宿泊してもつまらない。
自分なら空港バスで1時間程度、「シチリア・アマルフィ・アブルッツォ旅行記4日目|じっくりシラクーザめぐり」でも紹介している、シラクーザに宿泊する。
勝手知ったる所でもあることはもちろん、程よく町とビーチが共存する、シチリア一美しい町と言われるところだ。
シラクーザに何日か滞在したのち、再び空港バスでカターニャ空港へ。カターニャ発13:15、帰りは乗り継ぎ時間が良い成田行きのフライトを選び、翌日17:35に成田に到着。
旅行会社の知識を持って調べたつもりではあるが、この旅行はあくまで妄想旅行であり、事実と異なることがあるかもしれないのでお許しを。
また、実際にランペドゥーザへの旅行を計画する際は、以下にお問い合わせ頂くのが良い。妄想ではなく、希望に沿って確実に調べた内容を案内し、適切に手配をする。
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