ゆる~い御朱印めぐり~三峯神社・後編

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三峯神社1

ゆる~い御朱印めぐり~三峯神社・前編」では、三峯神社の「氣守」と御朱印を頂くため混雑が予想された月初めの1日の週末に行くことを計画、そして季節はずれの雪が降る中渋滞で全く動かないバスを降りて歩き始めたところまでを書いた。今回はその後編、なんとか「氣守」と御朱印を頂けたところまでを書いてみる。

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三峯神社までの道のりはまるで春山登山

二瀬ダム入口でバスを降り、ショートカットの山道に入ってどれくらい歩いただろうか?ようやく下から延々と続くバス通りに出ることが出来た。iPhoneの歩数計によると、すでにここまでで7km、しかし足元は雪、そしてずっとのぼりの山道だ。途中熊に遭遇するかもしれないという恐怖を抑えながら歩き、やっと車が連なっている道路に出た時は正直ホッとした。ここからは三峯神社までほぼ1本道である。

ところが1本道と気を抜いているわけにはいかない。まだまだ先は続く。ここからまだ何キロもあるようだった。山道とは違うので楽だったが、雪は降り続ける。しかし、この車の列に抜かれて数が限定される「氣守」を頂き損ねてはきた意味がない。疲れた体に鞭打って足早に進む。

そしてようやく、三峯神社麓の駐車場に辿りつく。ここから階段をのぼり、やっと鳥居の前まで辿りついた。鳥居の前では宮司が「氣守」配布の際の整理券を配っている。この整理券を夕方5時までに「氣守」と引き換えればいい。iPhoneの歩数計は、トータルで13.6kmとなっていた。

そう思ったら、急におなかが減ってきた。秩父駅についたのが午前8時前、鳥居まで辿りついたのが午後の1時過ぎだ。目の前には茶屋兼食堂があり、みんな暖かいものを食べているようだった。整理券ももらったことだし、ちょっと腹ごしらえ。秩父名物のわらじカツ丼を頂いた。

秩父名物わらじカツ丼

秩父名物わらじカツ丼

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関東最強のパワースポット三峯神社

帰りの時間もあるので、食事を済ませるとすぐに整理券と「氣守」を引き換えに行く。本殿へ向かうと、そこもまた行列が…。早いうちに動いて正解だった。列に並び、お参りの順番を待つ。このときも雪は降り続いている。午前中は登山とハイキングで汗ばむくらいだったが、待っているときに完全に体は冷え切り、トレッキングブーツの底からもしんしんと寒さが伝わってくる。

そしてやっと本殿へ。三峯神社は関東最強のパワースポットといわれ、あの冬季オリンピック出場選手がこの「氣守」のおかげでメダルが取れたと言われるくらい。ならばそれに倣おうと来たわけだが、その「氣」は本殿前の2本の杉の木に宿ると言われる。それに触って「氣」を貰い、さらには石畳に現れたという赤い目の「龍神様」にも、かなりのパワーがあると言われるので、その写真を撮っておく(下写真)。

三峯神社2

お参りを済ませ、「氣守」引換所に行って、とうとうお守りを頂いた。そしてその横にある社務所で第2号となる御朱印を頂く。このときはちっともゆるくない、大変な御朱印めぐりの旅だった。

帰りは神社内に貼ってあったバスの時間を確かめ、バス乗り場まで少し歩く。そこには朝乗ったままだったら今頃ついたと思われるバスが到着したばかり、多くの人が降りてきていた。
折り返しのバスに乗って秩父駅へ。すっかり夕方になって、麓ではようやく雪もやんでいた。

教訓…月初めの1日に「氣守」をいただきに行くなら、暖かい季節の平日がいいみたい。ましてや、御朱印はそれ以外の日がいいかもしれない。

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