久しぶりに、御朱印めぐりについての記事である。
神社や寺院でいただいた御朱印は、「お札」として自宅の神棚に祀ることができる。
自宅の神棚にお札を祀る際に、最も大事なのは日本の神様の本宋、天照大御神を祀る伊勢神宮だ。そして、次に祀るべきは、自分の住んでいる土地の氏神様のお札。
しかし、自分が住んでいるところの氏神様さえ、はっきりとわかっていなかった。
御朱印はお札と同じ
「ゆる~い御朱印めぐり 出雲編」に書いた通り、あるバスドライバーさんが、行く先々の郵便局で貯金して受けるスタンプを集める、ある種スタンプラリーのような軽い気持ちで始めた御朱印めぐり。
最低限の作法やしきたりにのっとって頂くものの、巷で騒がれる「御朱印ガール」ごとく、ひたすら集めまくる、といったことはしない。気の向くまま、行く先々にある神社や寺院で頂くスタンプラリー的な、とにかく「ゆる~く」が「My御朱印めぐり」だ。
しかし、何でも自分流にすればよいというものでもない。
例えば、自宅の神棚にお札を祀る際に、最も大事なのは日本の神様の本宋、天照大御神を祀る伊勢神宮だ。そして、次に祀るべきは、自分の住んでいる土地の氏神様のお札。
本来なら、最初に伊勢神宮と氏神様の御朱印を頂かなくては意味がない。
そんな基本的なことに気付いたのは、恥ずかしながらつい最近のことだ。自分が住んでいるところの氏神様さえ、はっきりとわかっていなかった。
伊勢神宮へはなかなか行く機会を作れなくても、スタンプラリーにもスタートがあるように、氏神様が御朱印めぐりの本来のスタートなのではないか。
そう思い、さっそく氏神様を調べて、お参りしてきた。
氏神様を調べる
まずは、自分が住んでいる地域の氏神様を調べることから。
なんとなく、いつもお参りしている近所の神社は2社あり、常々、どちらが自分の土地の氏神様なのか判断しかねていた。
氏神様を調べる方法はいくつかある。
- 神社本庁に問い合わせる
- 近所の長老に聞く
神社本庁に問い合わせる場合、自分の住所を言えば、その地区の氏神様を教えてくれるらしい。「らしい」というのは調べただけで、実際に問い合わせてはいないからだ。
一方、近所の長老に聞くと言っても、最近はどこも近所付き合いが薄れているらしいから、誰に聞けば分からないこともあるだろう。
そこで、自宅に近い神社に出向いて、直接聞くのが一番の近道だ。
また、祭りの時期は、氏神様を調べる絶好の機会である。
たいてい、神社の大祭は神輿が氏子地区をめぐる。自宅近くに神輿が来れば、その神輿の神社が氏神様ということがわかる。
全国どこでも、秋は大祭の時期なので、この機に氏神様を調べるのも良い。
氏神様の大祭で御朱印
調べた結果、自分の土地(中野区)の氏神様は、下記と判明した。
ちょうど先週末に秋の大祭があり、神輿もめぐってきたので、ここが氏神様なのだろうとあたりをつけ、御朱印帳を持って神社へ。
社務所で聞いて再確認でき、めでたく氏神様の御朱印を頂くことが出来た。日付は「平成三十年 大祭」と書かれていた。これも、祭りの日ならではの御朱印だ。
全国の有名な神社や寺院をめぐることは、旅行も兼ねているので、御朱印めぐりの楽しみだが、まずは近所の氏神様の御朱印を頂いてからが良いかと思う。
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