松ぼっくりには種があると聞いた。
そして、種からミニ盆栽を作っている人が多いらしい。
一からミニ盆栽を作ることが出来るならやってみようと思い、さっそく松が多く植わっている近所の公園に出かけて松ぼっくりを拾ってきた。
時期は11月後半の連休中、この時期だと松ぼっくりに種が残っている確率は少ないらしいが、そんなことはない。
クロマツ、アカマツの松ぼっくりを20~30ほど拾ってきた。
松ぼっくりを準備
拡大したのが下記写真。
各鱗片の間に見える、羽のようなものが種(奥のほうに羽の重りのような、黒い種がある)。
種を採取し水につける
松ぼっくりから、丁寧に種のついた羽を取り、羽を取って種だけにする。
それを一晩水につけて、沈んだものが発芽率が高いらしい。
黒い種はクロマツで、白っぽいのは多分アカマツ。
種を取った後なので、どれがクロマツでどれがアカマツかわからなくなってしまったのだが、アカマツの根元に落ちていた松ぼっくりは明るい色をしていたので、多分そうだろうと…。
松ぼっくりの種まき
さて、ここからが問題だ。
松ぼっくりから生えているように作るには、適度に種を除いた松ぼっくりを、水につけて笠を閉じさせ、その松ぼっくりを直接土に植えるのだが、その方法だと発芽するかしないかわからない。
上記のように、一晩水につけて沈んだ種を使用すれば、発芽率は高いだろう。それを再度、松ぼっくりの笠と笠の間に埋め込んで、土に植える方法が良いのかもしれない。
なにしろ、ずぶの素人がいきなりミニ盆栽を作ろうというのだから、より確実性を求めたほうが良いと思い、最初は松ぼっくりから生えているように作るのはあきらめた。
ロックウールブロックという育苗マットを小さく切り、そこにひとつひとつ沈んだ種だけを埋めて発芽を待つ。
ちなみに、棒を指しているのがアカマツの種を植えたマット、それ以外はすべてクロマツだ。
これからどうなるのか楽しみ楽しみ…。
その後の様子は、次の記事に書く予定である。
【こんなのもあるよ…】
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